生活の洋式化

和室には畳が敷かれます。
寝るときにはその上に布団を敷きます。
起きるとその布団を畳んで押し入れにしまいます。
そしてそこに机を出して、食事をしたりします。
和室は、文系の造りになっています。
文系の造りとは、「それ」という言葉が示す内容がその文章の中においてその都度かわるように、一つの部屋をその時に応じて使い分けるという意味です。
布団を敷けば寝室に、卓袱台を出せば居間であり応接間にと、一つの部屋をその時の状況に応じで使い分けるのが和室の特徴です。

そこに必要となるのは、収納スペース。
布団であり卓袱台などをしまう、収納スペースになります。
しかし、最近は和室をフローリングに変える家が増えてきました。
賃貸のアパートやマンションでも、入居者が入れ替わるときに畳からフローリングにリフォームを行うことが増えてきました。
同時に収納スペースも減らされてしまいます。
フローリングにはベッドになります。
布団をしまう押し入れは不要です。
収納スペースを確保するよりも、部屋を広くする傾向にあるようです。

それに、ベッドの下を収納スペースとして使うことも可能です。
また、バリヤフリーの観点からも、家屋の洋式化は避けられないのかもしれません。
ただ、日本は雨の多い湿度の高い気候です。
日本家屋に使用されてきた畳や襖や障子は、同時に湿度管理も行ってきました。
なので、洋式化された日本の住まいに不用意に物を管理すると、カビなどの被害に遭うことも考えられます。
野ざらしのコンテナ型トランクルームを見て、躊躇する方の多くは、湿気で荷物が痛まないかという点ではないでしょうか。

その点は心配ありません。
最近は屋内のマンション型のトランクルームが増えてきています。
屋内ですから、セキュリティーは勿論、湿度等の管理も安心です。
不要な荷物を整理してトランクルームに預ければ、広さだけでなく清潔な生活空間を確保することも出来るのです。

空間を活かすトランクルーム
日本はもともと生活できる平野が少なく、その少ない平野は食物を栽培する田畑にしますから、必然的に生活のスペースは限られてきます。
道具を小さくしたり仕舞いやすいように改良したり、一つの部屋を用途に応じて使い分けたりというのは、狭い生活スペースの中で生きてきた日本人の知恵と言えるのかもしれません。

しかし昨今の家屋や生活は洋式化してきています。
これまでの和式の文化が間違っていたという意味ではなく、これは仕方のないことでしょう。
時代の流れです。
その中で、狭い生活スペースを可能な限り有効利用してきた日本人の知恵を活かそうとすると、その一つにトランクルームの存在があると思います。

これまでは、それぞれが普段使わないものを敷地内の物置にしまっていました。
しかし現代では人口の増加に伴い、そんな広い敷地に住む人ばかりではありません。
ならば、皆の普段使わない荷物を一か所に共同で収納しよう、それがトランクルームと言えるのではないでしょうか。
預けたい荷物のひとそれぞれです。
なので、トランクルームの容量もさまざま。
大切な思い出の品々を預けますか?取りあえず今の季節に使わない衣類などを預けますか?

趣味の道具、屋外でしか使用しないバーベキューなどの道具等々。
トランクルームなんて自分には縁のない話と思っている人も、身の回りを見直してみると、預けられそうなものが意外と見つかるはずです。
そうして広げた生活空間を、もっとよりよい毎日のために活用してみませんか。

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